WordPressは手軽に使えてとても便利なCMSです。しかしその反面、利用者数も多いことからインターネット上の様々な攻撃や脅威の対象になりやすいのも事実です。
そのうちの一つである不正ログイン対策に有効なプラグインが『Login rebuilder』です。
このプラグインを使えばログインページを変更してセキュリティをアップすることができます。大事なサイトを守るために導入しましょう!
WordPressのログインページについて
WordPressは基本的に『/wp-admin/』と『wp-login.php』のどちらかで管理画面にログインするページにアクセスすることができます。その仕様を利用すると他者のWordPressログインするページに簡単にアクセスできてしまいます。
プラグインのインストールと設定
プラグインをインストール
メインメニューから[プラグイン] → [新規追加]を開き、キーワード検索から[Login rebuilder]を検索します。
表示されたら[今すぐインストール]をクリックし、プラグインのインストールと有効化を行います。
プラグインを設定
メインメニューから[設定] → [ログインページ]を開きます。詳細ページからプラグインを設定します。
最低限以下のの設定をすれば動作します。
- 無効なリクエスト時の応答
- 403ステータス(閲覧禁止やアクセス拒否など)
- 404ステータス(ページが存在しない)
- サイトトップへリダイレクト
- ログインファイル キーワード
新しいログインファイル
新しいログインファイル名を入力します。ランダムな文字列をファイル名に加えるなど、わかりにくくなるように工夫しましょう。
「書き込み不可」の場合、ログインファイルを作成して枠内に記載のPHPをコピペします。作成したファイルを『wp-login.php』があるディレクトリにアップロードします。
第2ログインファイル
ユーザー権限ごとにログインページを分けたい場合に利用します。通常は設定しなくても大丈夫です。
ステータス
プラグインを有効にしたい場合は[稼働中]に設定しましょう。
ログ保存
ログを保存する場合は用途にあった項目をチェックします。
その他
その他の詳細設定に関しては作者様のページを御覧ください。
動作を確認しよう
設定が完了したらしっかりと動作確認をしておきましょう。紹介した設定例の場合だと以下の2点が問題なければ設定完了です。
https://○○○○○.○○/login_60964879.php にアクセスして、
- ログインページが表示される
- 旧ログインページ(wp-login.php)にアクセスした時サイトトップにリダイレクトされる
上記が確認できればOKです。