この記事ではGoogle Analyticsから最も簡単に自分のアクセスを除外する方法を解説します。
『Google Analytics』はGoogleアカウントがあれば手軽に使い始めることができますが、使い始める前にまずやっておきたいのが自分のアクセスを除外することです。
サイトの更新と確認を繰り返していると、意外とそれがPV数に大きくカウントされていることがあります。
特に、サイト公開直後はそういった数値が含まれてしまうと正確な分析に影響が出てしまいます。
自分のアクセスを除外する主な方法
Google Analytics から自分のアクセスを除外する方法はいくつかありますが、現在以下の3点がよく用いられる方法であると思います。
- 特定のIPアドレスやドメインからのアクセスを除外
- 特定のCookieによるアクセスを除外
- ブラウザの拡張機能による除外
今回は最後に挙げたブラウザの拡張機能による除外方法をご紹介します。
設定手順
拡張機能のダウンロード
まず、『Google アナリティクス オプトアウト アドオン』のダウンロードページにアクセスします。
『Google アナリティクス オプトアウト アドオンをダウンロード』をクリックしましょう。このアドオンはChrome、IE11、Safari、Firefox、Operaに対応しています。今回はChromeでの手順を解説していきます。
拡張機能のインストール
画面右上の[CHROMEに追加]をクリックします。
確認画面が表示されるので、[拡張機能を追加]をクリックします。
拡張ツールが追加されると、[CHROMEに追加済み]と表示され、ブラウザ右上にアイコンが表示されます。
最後に、ブラウザ右上の設定ボタンからChromeの設定を開きます。設定ページを開いたら、左のメニューから[拡張機能]を選択し、インストールした拡張機能が有効になっていれば設定は完了です。
今回のメリットとデメリット
メリット
何と言ってもアドオンをインストールするだけというシンプルさです。
操作に慣れていない初心者にはIPアドレスやドメインでのフィルタは少し難易度が高い場合があります。固定IPアドレスの契約の必要もありません。
デメリット
PC向けのアドオンしかないので、モバイルからのアクセスを除外できません。
また、特定のサイトだけ除外の対象外にすることができないようです。
つまり、このアドオンをインストールしたブラウザからサイトにアクセスすると、自分のIPを除外する必要がない場合も除外されてしまいます。