以前、FacebookのOGPを変更したにも関わらず反映されない時の対象法をご紹介させていただきましたが、今回の記事では、TwitterにキャッシュされたOGP画像を削除する方法を解説します。
問題を解決して記事がきれいにシェアされるようにしましょう。
キャッシュって?
ちょっとした予備知識なので、不要な人は読み飛ばしていただいて大丈夫です。
ホームページ制作などの仕事をしてる人にとっては一般的な用語ですが、あまりなじみのない人も多いのではないでしょうか?
インターネットの世界において、人気のサイトには一日に何千人~何万人、もしくはそれ以上のアクセスがあります。それだけ多くの人がアクセスするたび、ページを表示するための画像やその他のWebサイトのデータをダウンロードしています。
これはWebサイトを提供するサーバーにとってはかなりの負荷がかかることです。場合によっては大量アクセスでいっぱいいっぱいになり、サイトが見れなくなってしまうこともあります。
このようなことにならないようにするため、一度開いたページの画像を、サーバー上や閲覧者のPCやスマホに一時的に保存して、次回の読み込みはそこから行ったり、場合によってはそれ以外の場所によく読み込まれるデータを一時的にストックしておきます。そうすることにより、データにアクセスする回数を減らしてサーバーの負荷が減るのです。
このように、サーバーの負荷を減らし、みんなが快適にWebサイトを閲覧できるようにする仕組みのひとつがキャッシュと呼ばれるものです。
キャッシュされていいるOGP画像をリセット
Twitter Developers にアクセス
Twitter Developerの『Card validator』というOGPカードの検証ツールにアクセスします。
キャッシュされている情報をクリア
開いてみるととてもシンプルなページです。[Card URL]にキャッシュをクリアしたいページのURLを入力し、[Preview card]をクリックします。

プレビューボタンを押すと実際にどのようにシェアされるかのプレビューが表示されます。表示されるべき画像が表示されるか確認しましょう。
合わせてログも表示されます。プレビュー下部に以下のような項目が表示されます。設定に不備があればエラーが表示されるので、再度設定を見直してみてください。

上記の手順でOGPキャッシュのクリアは完了です。
「え、これだけ?」と思うかもしれませんが、Twitterの中に古いOGP画像がキャッシュされていただけなので、この作業で本来表示されるべき画像がしっかり表示されていれば、キャッシュされた情報が新しく更新されたということです。
まとめ
必要なOGPを設定しているにもかかわらず正常に情報が表示されない場合、今回解説したようなTwitter側ののキャッシュが原因になっている可能性があります。実際に記事をシェアする前に『Card validator』でチェックしてみましょう。
Twitterでも同様な問題が発生することがあります。その際は以下の手順を参考にしてみてください。
