この記事では、CentOS 6(ここでは6.9)のシステムの文字コードを『日本語のUTF-8』に設定する方法をご紹介します。
FTPなどでのファイルのアップロードやダウンロードを行う際、文字化けが起きないように自分が使っている環境に合わせた設定をしましょう。
目次
設定手順
現在のシステムの文字コードを確認するため、以下のコマンドを実行します。
$ echo $LANG
en_US.UTF-8 #現在の文字コードが出力される
日本語のUTF-8に書き換えるために設定ファルを開きます。
$ sudo vi /etc/sysconfig/i18n
デフォルトの設定をコメントアウトし、設定を追記します。
#LANG="C" #コメントアウト
#SYSFONT="latarcyrheb-sun16" #コメントアウト
LANG="ja_JP.UTF-8" #追記
設定ファイルを保存し、システムを再起動して設定を反映します。
$ sudo reboot
再起動したら再度確認コマンドを実行し、設定が反映されたか確認します。
$ echo $LANG
ja_JP.UTF-8 #変更後の文字コードが出力される